6月上旬から11月にかけて、月に一度、産後の骨盤矯正を依頼された方のご自宅へ、出張整体に行ってました。
元々、数年前に私が訪問リハビリをしていたお爺さんがいまして、主に介護をしていたのがお嫁さんで、お爺さんがお亡くなりになったのを気に、全くお会いすることはなかったのですが、そのお嫁さんの長女さんが結婚し、出産し、色々と悩む中で、私の事を思い出して連絡をしてくださったらしいです。
ちなみにこのお嫁さんの旦那さんも、私のサロンへ半年ほど通ってくださり、親子3代面倒を見ることになったという、本当に本当に不思議なご縁です。
さて。
本題の、産後の骨盤矯正はできるのか?という問題ですが、結論からはじめに言わせてもらいますと、出産後数ヶ月までは矯正は可能だが、それ以降は不可能。というのが私の答えになります。
出産後の骨盤は、ホルモンの関係と、筋骨格系の広がりで、だいぶ緩んでいます。緩んでいるので、外からでも動きを加えられる状態となので、矯正可能と言っています。
そして骨盤は、その人の元の状態にまで戻ったら、動くことはもう殆どありません。なので数ヶ月後には矯正不可能と言っています。
更に、自然と元に戻ろうと骨盤が動いているときに外力を加えることは、むしろ不自然で危険、なので、その時期には動かさないほうがベター、というのが私の考えです。(これは産前・産後の整体を専門としている先生たちはまた考え方が違うかもしれませんので、是非ともアドバイス頂きたいです)
産後1ヶ月はちゃんと骨盤ベルトを締め、体に負担をかけず、栄養を取り、体を温め、休むことが大事。昔ながらの考え方のほうが理にかなっていると思います。
今はすぐに病院を退院できてしまい、ママたちが必要以上に動き、ベルトもちゃんと締めずに、自分の体を労る時間が少なすぎるのではないでしょうか。
出産後に体型が戻らなかったり、肩こり腰痛持ちになったりする人が多いのも、十分にケアが出来なかったからではないかと思います。
だって単純にイメージしても、骨盤がユルユルの状態で歩いたら、骨盤は開きっぱなしで内蔵も下に落ちてくるだろうから、それで関節や筋肉使っていったら、そのまま下半身太りで終わりますよね。
ま、この話は長くなるので、後編に繋げられればと思うのですが。笑
そもそも、骨盤というのは動きません。
動かないはずないやん!って、思うと思うんです。
願わくば、私とて動いてほしいと思っていますし、動くと思って長いことこの業界で仕事をしてきました。
でも、やっぱり動きません。
その理由については、ハワイ大学での解剖結果からそう思うのですが、なかなかこの業界では物議を醸す議題となっています。この件に関しては、過去のYouTubeをご覧になってください↓↓
そもそも動かないはずのものを動かそうとすれば壊れるし、動いてるものを動かしてしまったら元に戻れない。人間の体も例外ではないと思うのです。
人間の体の構造上、骨、筋肉、神経、などの大まかなセオリーは、子供か大人かの違いくらいで、基本的に大きく変わらないのですが、妊娠中、もしくは出産後間もない女性の体の変化というのはかなり神秘的で、十分注意しないといけないことが多いんです。
それ故、今回は、現役の助産師、看護師、理学療法士の方々等から多少アドバイスを頂きまして、今回は施術をしてみました。(その節はどうもありがとうございました。)
じゃあ結局、骨盤矯正って一体どんなことをしたんですか??ってところを、皆さん聞きたいですよね(聞きたいかわからんけどw)
なので次回後編は、何をやってきたのか?を書いていこうと思います。
全く大したことしてませんけど、知りたい人がいれば次回も暇つぶしに見てやってくださいw
それでは今日はこの辺で👋
久々の投稿を最後までお読みいただきありがとうございます(^^)