世の中には不思議な体の人がいる。
正しくは、不思議な体の使い方、
と言うべきか。
手を上に挙げるときに、
どうしたって使う筋肉がある。
それは、三角筋という筋肉。
そう、この筋肉。
これ、どんな教科書にだって
当たり前のように載っている。
「普通」から考えるならば、
この筋肉使わずに手はあがらない。
しかし。
私は、あげられる人物を知っている。
以前に、武術の達人とブログに載せた、あの先生だ。
この体の使い方が出来れば、
運動学の教科書どころか
片麻痺のブルンストロームの考え方すら
変わってしまうかもしれない。
先生が出来るのは
何も三角筋だけではない。
上腕二頭筋や、大腿四頭筋など、
アウターマッスルと呼ばれる筋肉を
使わずして、動作することができる。
全てインナーマッスルを
使っているというのだが、
いかんせん真似が出来ないw
筋肉とは一体何なのだろう。
この不思議な肉の塊を、
私はまだ理解することが出来ない。